# プログラミング教室に通うメリット

プログラミング教室に通うメリット

# 目次

# 子どもがプログラミング教室に通うメリットを考える

私自身は独学でプログラミングを学習してきた方なのですが、 今振り返ってみたときに、一緒に学ぶ仲間や、メンターとなるような先輩プログラマーがいてくれたら、また違ったかもしれないな、と思ったりもします。

プログラミングというと、1人でやるイメージがあるかもしれませんが、実際の開発現場では1人でやる開発は少ないと思います。 プロジェクトが立ち上がり、そこにメンバーがアサインされ、みんなで協力しながら問題解決を図っていく方が大多数だと思います。

それらも踏まえ、私が思うプログラミング教室に通うメリットを考えてみました。

# 行き詰った時にサポートしてくれる

問題が発生したときに、解決案を提示してくれるメンターの存在が必要です。

プログラミングとは直接関係のない環境(コンパイルエラー、実行エラー)の問題は、 エラーのメッセージは1文字も変わらないのに、時間だけが過ぎていく苦しい時間を過ごすことが多く、 原因特定・解決に時間がかかるため、挫折につながりやすいポイントの1つだと思います。

壁にぶつかったときや迷ったときに、道を示してくれるメンターのような人が傍に居てくれることは重要だと考えます。

その点、プログラミング教室の先生は、身近な良きメンターになってくれる点は良い点だと思います。

# トレンドや動向を踏まえて、よりベターな方法を教えてもらえる

プログラミング業界は、とても変化が速い特徴があります。

5年もたてば、プログラミングに使う環境(プログラミング言語/フレームワーク/ツールなど)が大きく変化することも当たり前の世界です。

子どもが「これをやりたい」と思ったときに、どのようは言語、フレームワーク、ツールを使えばよいか 「転ばぬ先の杖」としての知識・知恵を教えてくれる点は、大きなポイントだと思います。

# 同じ年代の子供同士で学べる

同世代の友達と、楽しく会話ができることは、継続する上でプラスになると思います。

プログラミングに関わらず、どんな趣味でも、同じ話題で会話ができる同世代の存在は大きなプラスになります。

また、ある程度プログラミングが分かってくると、次のステップとして少し大きなプログラムを作りたくなります。

この時、1人で作りきることが難しい場合もあるかと思います。 そういったとき、友達数人で「プロジェクト」を組み、分担することで達成しようとするかもしれません。

「先生と生徒」「教える人と教わる人」の関係ではなく、対等な友達同士で1つの目的に向かあっていく、 それぞれが得意なことをシェアしていく楽しみ(当然、苦しみもあると思いますが)は、プログラミングならではかもしれません。

そういった「友達」と出会える点も、プログラミング教室に通うメリットなのかもしれません。

# プレゼンテーションの経験ができる

プレゼンテーションの能力は、今後ますます重要になると思います。

だれかに説明するためには、5W1Hを整理して伝えることが第一ステップとして必要になります。

日本の学校教育の大部分は「伝達型の授業」です。 受け身ではなく、自ら知識を獲得するマインドの醸成に、プログラミングによる「アクティブ・ラーニング」は有効だと思っています。

また、自分で考えて作ったものを、「なぜ」そう作ったのか、「どうやって」つくったのかと発信する力は、 グローバル化による多様性がました世界で、今後ますます必要とされていくと思います。

最近のプログラミング教室では、自分が作ったモノのプレゼンテーションする機械が増えている様です。 『誰かに説明するための資料をつくり、自分の言葉で説明する』経験はとても重要です。

当然、はじめから上手くできないため、苦い経験になるかもしれませんが、 そういった経験を子どものころから培えるのは良いと思います。

# コンピュータを使って「何かをつくる」経験ができる

パソコンを使い、"何かを生み出す"(クリエイティブ)作業を経験出来る点は、良い点だと思います。

"何かを生み出す"クリエイティブな作業を行う端末としては、今のところパソコンは重要なツールです。 (これも10年、20年後はどうなっているか分かりませんが。。。)

スマートフォンも情報端末ではありますが、パソコンと比べた場合、情報収集作業に使うことが多くなります。 または、コンテンツを消費(動画を見る/音楽を聴く)に使われる傾向にあると思います。

もちろん、「紙とペン」や「絵筆とキャンバス」、「ギターと五線譜」も間違いなく"何かを生み出す"(クリエイティブ)ためのツールですが、 それら芸術の分野でもパソコンを使うこともあります。(どちらかといえば、増えてきてると思います。)

パソコンを使って、

  • Excelで資料を作成
  • パワーポイントでプレゼン資料を作成
  • Visual Studio Codeでプログラミング
  • illustratorでイラストを作成

するなど、"何かを生み出す"(クリエイティブ)作業を行うことは、プログラミングに限らず良い経験になると思います。

# 最後に

まとめると

  • 道を示してくれるメンター(先生みたいな人)
  • 同じ年代の友達(同じプロジェクトのメンバーになるかも!?)
  • 自分の手で「何か」を作り、作ったものを説明する経験

を得られる点が、プログラミング教室に通うメリットになると考えています。

# プログラミング教室について調べてみました。

どの教室様も実際にビジネスの現場で取り組まれているため、扱っている教材、教え方など色々と工夫されており大変参考なりました。

Last Updated: 2/14/2021, 7:34:32 AM